美しい島に

ゴミの不法投棄と行政の
対応について

 もう何十年も、この島の人々は行政や、こころあるひとたちから言われつづけているのでしょうか。空き缶やペットボトルのポイ捨て、ゴミの不法投棄はもういいかげんやめましょうね、と。数十年キャンペーンをくり返してきて、しかし一向に改善されるきざしは見えてきません。これはもう常習犯ならぬ常習癖でしょうか。この島に住む、やさしく温和な人々が色々と思うと何とも寂しくがっかりしてしまうのですが。勿論そのような人々はごくごく少数だと信じたいのです。もうすぐ夏休み、沖縄本島や本土から子どもたちを含め、たくさんの人々が訪れます。美しい海や空、自然を求めて。でも来島する人々には、このゴミの島を見てほしくありません。住民のひとりとしてとてもはずかしいのです。

 集落内や自治会内にある道路そばの空き缶やペットボトル、ビニール袋の類はしばしば見ぬふりされたままですし、居住圏域を一歩出た道路わきの草むらや茂みのかげは信じがたいほどの散乱ゴミ。旅行や観光で訪れる人々が投棄するわけはなく、もっぱらこの島に住む私たちの身内が汚しているということになります。例えば村に住む人たちの一部が外出や畑の行き来に、はたまた遠出のついでなどでレジ袋に家庭ゴミをつめ、村の外に出た時点で投棄します。また一部の業者は、処理に金や手間のかかる廃材などを車に積みこみ、夜影にまぎれて人里遠くのあらかじめ調べておいた公有地などへ投棄します。そう崖下とか、くぼ地とかに。それにしても長野県から下地の与那覇に移住されたご夫婦のゴミ拾いー700袋、ほんとに頭がさがります。島の人々は見習うべきです。私も含めて(7月2日、地元の新聞)

 確かに沖縄の日本復帰前はモノのない時代で、捨てるほどのゴミなどなく、捨てるものといえば、すべて還元可能なモノばかりでした。穀物のカラや枝葉等すべて野山に捨てて良い時代でした。その名残が今も、というのはあるかも知れませんが、でもそれはもう昔のこと、空き缶やビニール、ペットボトル、廃プラスチックであるとかタイヤ等、捨ててよくないものは誰もが知っています。「住民のモラルが・・・」などという啓もうの時代はもう過ぎているように思います。これはもう飲酒運転を取り締まるような厳しい処置が必要になっているのでは、と個人的にはそう思います。20年も30年も啓発運動をつづけてきて、不法投棄が減るどころかますますひどくなるというのでは、それはやはり厳しい取り締まりもやむ得ないのではと思います。残念ですが住民と行政、警察が連携するしかないでしょう。不法投棄で検挙された人々は長期間ゴミ処理ボランティアをしてもらいましょう、でなければ・・・後は皆で考えましょう。

  

これまでのピックアップ記事